愛染堂と世界遺産

更新日:2015.05.28

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みなさん、こんにちは。

本市下川上にある市指定有形民俗文化財「愛染明王」を収蔵する「愛染堂」の保存修理工事が始まっています。これに先立って愛染堂内に掲げられていた額を取外し調べたところ、尾高惇忠(あつただ又は、じゅんちゅう)が記した奉納額であることが確認できたということです。

この尾高惇忠、ご存知の方も多いと思いますが、世界文化遺産に登録されている「富岡製糸場」の初代工場長を務め、渋沢栄一の10歳上のいとこで、栄一の師にも当たるという人物です。m_IMGP0774[1]

江戸時代から関東一円の染物業者などの信仰を集めた「愛染明王」。額には「共進、成業、唯頼、冥護」の文字、額の願主には、養蚕や藍玉の一大生産地だった現在の深谷市域の地名が見え、藍染業などの業界団体が奉納したものということです。

この奉納額と愛染堂に収蔵されていた絵馬の特別展示が、土日祝日を除く10月16日まで市立江南文化財センターで開かれています。興味のある方は是非、ご覧いただきたいと思います。