市民の皆様へ

更新日:2013.06.30

カテゴリー:BLOG

熊谷市長 富岡清

 熊谷市は、先の2度の合併で地域資源の相互共有と1市3町から成る市民の心の融和を図り、特例市や特定行政庁への移行を経て、より一層都市の風格を高め、新たな魅力を重ねながら、順調に歩みを進めております。

 私は、平成14年8月に旧熊谷市の市長に就任以来、市政の主役は市民であることを基本姿勢とし、先人のたゆまぬ努力によって築かれた我がふるさと「熊谷」のさらなる発展に情熱を誠意をもって、全力を注いでまいりました。市民皆様の御支援のもと、本市をメーン会場として開催されました彩の国まごころ国体や2度の合併を成就させることができた経験は、今日、日々新たな課題に立ち向かう活力につながっているものと思います。

 また、市長就任直後から取り組んでいる「ハートフル・ミーティング」は、200回を超え、延べ約1万人の方々の御参加を得て、貴重な御意見を聞かせていただき、市政に対する関心の高さを肌で感じるとともに、市民皆様と行政が協働して、まちづくりを進めることの大切さを改めて認識しているところでございます。

 この11年間は、まさに「失われた20年」といわれ、長期にわたり景気が低迷を続ける只中にありました。市の財政状況も大変厳しいものでしたが、財政の健全化が私の使命ととらえ、職員総数の抑制や市債残高の削減を始めとする行財政改革にも積極的に取り組み、安定した財政基盤を維持しつつ、こうして確保した財源をもとに、市民ニーズに適切、的確にお応えすべく諸施策に取り組んでまいりました。

 子育て支援については、県内他市に先がけて中学校卒業までのこども医療費の窓口無料化や子宮頚がん等ワクチン予防接種費用の助成を始め、放課後児童クラブや地域子育て支援拠点を計画的に整備してまいりました。

 教育・文化の分野では、屋内運動場の改築や普通教室と学校図書館へのエアコン設置など教育環境の整備に努めるとともに、旧熊谷市立女子高校の施設を活用し、いよいよ今年10月には、生涯学習・スポーツの拠点施設「スポーツ・文化村」がその一部をオープンいたします。

 産業振興の分野では、新たな企業の誘致や市内企業の事業の拡大を支援するため、条例に基づく奨励制度をより活用しやすく、県内でもトップクラスの補助メニューを備えて支援制度に拡充し、雇用機会の拡大に努めてまいりました。

 環境の分野では、「暑さ対策日本一」を目指し、駅前のドライミストやまちなかオアシスの設置、全ての小学校と高齢者へのクールスカーフの配布、中学生を対象にした熱中症予防講座など、市民皆様の健康を守るための暑さ対策や熱中症予防に特に力を入れてまいりました。

 しかしながら、北部地域振興交流拠点施設の整備を核とする中心市街地の活性化、市有施設の耐震化を含む市民皆様の関心の高い安心安全など、多岐にわたる課題に対処していかなければなりません。また、平成26年度の高崎線の東京駅乗り入れや平成27年度の埼玉県農業大学校の本市への移転、2019年ラグビーワールドカップなど、今後も本市はさらなる飛躍をする期待がいっぱいです。

 一方、景気には薄日が差し、デフレ不況克服の期待が高まる中、足元の経済は低迷から脱することができていないのが実態で、地域経済活性化の課題や世界に類を見ない少子高齢社会の急速な進展など、地方自治体を取り巻く環境は依然として厳しいものがあります。

 このような難しい時代であればこそ、私の知識と経験、そして誰にも負けない我がふるさと「熊谷」を愛する気持ちをもって、引き続き本市発展の舵取りを担わせていただき、市民の皆様と一緒に熊谷の明るい未来を開きたいと考えております。

 市民皆様方の御理解と御指導、さらなる御支援をお願い申し上げます。

平成25年6月30日